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【野菜×知識】これがじゃがいも⁈鮮やかな紫色が美しい〝シャドークイーン〟

色鮮やかで紫色が特徴の野菜「シャドークイーン」
「シャドークイーン」と言うお野菜を聞いた事がありますか?
実は、シャドークイーンという品種のじゃがいもなんです。
シャドークイーンは、女性にも嬉しい美肌成分も沢山含まれているだけでなく、茹でるたり火を通すとせっかくの色が消えてしまう野菜もありますが、シャドークイーンは、茹でても色鮮やかな紫色を出してくれる見た目も楽しめる野菜です。
そのため、様々なお料理の自然な着色料として使えるのがうれしいところ。おいしく、紫色を生かし、お料理が作れたりといいことづくめのじゃがいもなんです!
味はクセがないので通常のじゃがいもの食べ方はもちろんできます。今回はそんなシャドークイーンをご紹介をします。

シャドークイーン

■北海道生まれの紫ポテト
シャドークイーンは2006年11月に公表された品種で、北海道農業研究センターにより、紫肉品種「キタムラサキ」の開放受粉種子より選抜された物を育成された品種で、外見は黒っぽい濃い紫色をしていて、中は鮮やかな濃い紫色をしています。
影のような色合いと、メイクイーンに似た形ふたつのイメージをかけあわせ、シャドークイーンと名付けられました。

シャドークイーン1

■紫色の正体
シャドークイーンの紫色の色素はナスやブルーベリーに含まれているポリフェノールの一種でお肌の調子を整え、血液をサラサラにする効果があります
この紫色の果肉には紫肉の既存品種「キタムラサキ」や「インカパープル」と比べてもペタニンを主とするアントシアニン色素を約3倍も含有しているとされています。生いも1gあたり8.16mgものアントシアニンを含んでいるとされています。
通常、加熱すると流れてしまうアントシアニンですが、シャドークイーンは実の中心までしっかり含まれているため加熱してもなくなりません。熱を加えたあとでも、こんなに綺麗に色が残るんです。

■シャドークイーンの味や食感
クセのないおいしい普通のじゃがいもです。比較的さっぱりしていて茹でた時には男爵程ホクホクした感じにはなりません。ジャガイモとサツマイモの中間位な感じの食感です。

■シャドークイーンの栄養素
シャドークイーンが含むアントシアニンはポリフェノールの一種。動脈硬化などの生活習慣病の予防・改善に効果があると期待されています。また、アントシアニンには強い抗酸化作用があって、身体に何かと不具合を起こす「活性酸素」の発生を抑制し、がん予防やシミやシワの予防が期待できます。
さらにアントシアニンは眼球の毛細血管を強くして血流を良くし、目に栄養成分を行き渡らせてくれ疲れ目にも良いといわれます。

■シャドークイーンの食べ方
シャドークイーンは加熱しても果肉の紫色がしっかりと残ります。その色を活かす料理や菓子におすすめ。
ポテトフライやポテトチップスや、ポタージュやビシソワーズなどのスープ。ポテトサラダにしても色が映えそうです。わたしはシャドークイーンの紫色を活かしてお菓子作りをしました。

(シャドークイーンのモンブラン)
シャドークイーン4

(シャドークイーンのマーブルクッキー)
シャドークイーン7

(シャドークイーンのスイートポテト)
シャドークイーン8

砂糖を加えることでサツマイモに近い味わいになりました。シャドークイーンを使うと、このように様々なお料理が彩り鮮やかとなります。ぜひ皆さまも栄養たっぷり!彩り鮮やかでおいしいシャドークイーンをお料理に使ってみてくださいね♪
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